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20210615 お酒は味が重要である

最近お酒を飲んでも楽しくないなぁと思うことが多かった。

 

量や度数のごり押しで酩酊状態に落ちるというのがよくあるパターン。失敗して体内に異物を取り込んだ不快感とアルコール分解による体調不良だけを感じるだけで止まる日も少なくない。

 

そんな中今日飲んだお酒が美味しかった。

 

www.suntory.co.jp

 

ストロングゼロを擁する-196℃シリーズとセブンイレブンのコラボ商品としてリリースされたYELLOW SHOT レモンスカッシュチューハイだ。飲んだ瞬間、いつもの9%チューハイとは違うというのが一口で感じられた。

 

「なんだこれは...」

 

9パーものの特徴である飲んだときの違和感が少ない。これは過去にセブンイレブンオリジナル系の銘柄を飲んだ時にも感じたことだ。過去の7オリジナル系との大きな違いは、味のストレートさ。このYELLOW SHOTは味自体の違和感が極めて小さい。 そのまんまレモンスカッシュの味がする。様々なフレーバーを足すことでアルコール特有の風味を消してきた過去銘柄に対して、今回のYELLOW SHOTは、アルコールの風味を消しつつ、レモンスカッシュの味をそのまんま再現している。

 

ストロングゼロというブランドに飽きを覚えつつ、アルコール量/円という泥酔コストパフォーマンスへのこだわりを捨てきれない自分。酔うために酒を飲んでいるのだから味は二の次だと、美味しく感じられなくとももストロングゼロを飲み続けてきた。

 

そんな自分の、間違った飲みスタイルをぶち壊された気分だ。アルコール量/円効率を妥協することなく、味を楽しめるお酒があれば、それが最高だろう。純粋に味を楽しめるお酒ならば、素直に気持ちよくなれれる。わざわざ味の劣るものを我慢して飲む必要はない。

 

アルコールの接種ではなく、お酒を味わう。味を楽しむことで、結果として酔いがついてくる。誇張して換言すれば、手段にこだわることで、望む結果を得ることができる。無難なストロングに執着するのではなく、新しい銘柄を試し続ける、これこそが一見遠回りに見えて最短の酩酊への道なのではないだろうか。